みよし市に本社移転 三五、生産構造改革を推進
自動車部品大手の三五(水野昭智社長)は、9月1日付で本社を名古屋市から、福田工場があるみよし市福田町宮下1の1に移転する。みよし市では新工場の建設を含め、生産構造改革を推進中。役員の常駐頻度の高い福田工場を本社とし、「戦略的かつ迅速な意思決定を図るのが狙い」としている。
三五は2019年4月、グループ体制の見直しに伴い本社をみよし市から設立の地である名古屋市熱田区内の現所在地に移転した。みよし市には約6年半ぶりに本社が戻ることになる。
同社は世界8カ国に拠点を展開し、国内に7拠点、みよし市には4拠点を持つ。25年3月期連結売上高は約6666億円。みよし市では71億5千万円を投じて排気管やエキゾーストマニホールドなどを一貫生産する新工場を建設する計画で、27年5月の竣工(しゅんこう)を予定している。
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