創業スクール開く 刈谷会議所、心構えなど学ぶ
【刈谷】刈谷商工会議所と刈谷市は、同会議所で2025年度の「Kariya創業スクール」を開催した。全5回のカリキュラムで、20~50代の男女18人が創業に必要な心構えや事業計画書の作成方法などを学んだ。
開講期間中、融資制度や会計・税務、資金繰り、ビジネスプランなど、多岐にわたるテーマを体系的に学べる機会を提供した。メイン講師には、創業支援に豊富な経験を持つ中小企業診断士の伊藤慎悟氏を迎えた。
受講者は自身の事業アイデアをブラッシュアップしながら、実行可能なアクションプランや現実的な収支計画の立案などについて理解を深めた。
創業スクールは、国が認定した刈谷市の「特定創業支援等事業」の対象講座。全5回のうち、4回以上の受講者は、創業時の各種支援措置を利用できる。
同会議所担当者は、「自分の考えを言葉にして整理し、次の一歩を踏み出すきっかけになった方も多くいた。これからも、創業希望者が集い、学び、互いに刺激し合える場として創業スクールを運営し、地域の活性化に貢献したい」と話した。今後も、個別相談などを通じて、受講者の創業実現を支援していく。
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