中国の業者に行政措置 工具鋼製品模倣販売で 大同特殊鋼
大同特殊鋼は20日、同社の工具鋼製品「NAK80」の模倣品を販売していた中国の業者に対し、同国の行政機関から販売停止命令などの行政措置が実施されたと発表した。
行政措置を受けたのは、広東省東莞市の業者。大同特殊鋼が現地の法律事務所と連携して2月14日に摘発請求を申請し、同国の行政機関が当該業者に対する立ち入り調査実施した。調査の結果、1トンを超す「NAK80」の模倣品を現場から押収したという。
行政機関は当該業者による知的財産権侵害を正式に認定し、4月30日に模倣品の販売停止命令および、押収した模倣品の没収、罰金などの行政処罰を科した。大同特殊鋼は「今後も模倣品に対して毅然とした対応を継続し、高品質かつ安全な製品を提供することでお客さまの信頼に応えてまいります」としている。
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