高校生がアイデア競う 多治見市 第1回SDGsコンテスト
【東濃】多治見市は8月から、高校生グループがSDGs(持続可能な開発目標)の課題解決アイデアを競うコンテスト「第1回高校生SDGsアイデアコンテスト」の応募受け付けを開始した。高校生が問題意識を持ち視野を広げる機会を創出するのが目的で、キャッチフレーズは「東濃から世界とつながる」。募集期間は12月19日まで。
同コンテストは、多治見市出身の篤志家の寄付を財源にして立ち上げた。篤志家は世界でビジネスを展開しており、高校生が世界を視野に入れた生き方を考える機会を提供しようと多治見市に同コンテストの提案と寄付を行った。
対象は、多治見市在住の高校生を含むグループや東濃地域の高校の在校生グループ。グループは2~3人で構成する。SDGsをテーマにして、地元の課題と世界の課題をつなげた課題解決のアイデアを募集する。
応募は、専用ウェブサイトのグーグルフォームから申請する。アイデアのフォーマットは、PDF、ワード、スライド、動画など自由。12月下旬に一次審査通過10組を決め、2026年2月7日の最終審査会で上位3組を決定する予定。
上位3組には東南アジア、香港、千葉県木更津市の視察研修の機会が提供される。東南アジア、香港では、現地の高校生とのディスカッションも予定されている。
問い合わせは、市企画政策課(電話0572・22・7188)まで。
記事をもっと読むには・・・