コロナ禍以降初、人出１００万人超 一宮七夕まつり、昨年比約13％増
【尾張】おりもの感謝祭一宮七夕まつり協進会（事務局一宮市）は、一宮市の中心市街地で７月24～27日に開催した「第70回おりもの感謝祭一宮七夕まつり」の人出が、昨年比13・３％増の１０３万９千人だったと発表した。コロナ禍以降で初めて１００万人を超えた。
一宮七夕まつりは一宮市本町商店街や銀座通り、真清田神社の周辺、尾張一宮駅前ビルなどを会場に開かれた。伝統行事「御衣（おんぞ）奉献大行列」、オリジナル曲に合わせて自由な衣装と振り付けで踊りを競う「ワッショーいちのみや」やコスプレイヤーが本町商店街を練り歩く「コスプレパレード」などの恒例イベントに加え、一宮市を舞台とした映画の上映会やタレントらが出演するクイズ大会なども繰り広げられた。
人出の増加について市観光交流課の担当者は「コロナ禍からの人流回復に加え、70回目という節目の年だったことや『昭和１００年』というコンセプトをはっきり打ち出したこと、イベントを豊富に用意したことなどで、魅力をしっかりとアピールできたのではないか」と分析した。
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