名古屋三越、夏休み企画を開催 子どもたちが接客体験
名古屋三越は12日、名古屋市中区の名古屋栄三越で子ども向けの夏休み就業体験を開催した。小学生を中心に4人の子どもたちが、百貨店の「コンシェルジュ(店内案内係)」の仕事を体験した。
同企画は猛暑の夏休みに快適な店内で、百貨店の仕事の一部を体験。思い出に残る出来事を通じ、学びや気付きの機会にしてもらう。三越伊勢丹グループのエムアイカードを保有し、アプリをダウンロードする顧客向けの限定企画。
参加者の女子児童は、数年前まで使用していたコンシェルジュの制服を着用し、開店時にスタッフと一緒に店頭で来店客を出迎え「いらっしゃいませ」と声掛けした。
また、馴染みの店内放送も体験。スタッフが用意した原稿を何度も読み上げ練習し、収録に臨んだ。録音した自分の案内アナウンスが店内に流れると、うれしそうな表情を浮かべていた。
1階と地下1階のインフォメーションカウンターで売り場案内や駐車券処理などの接客も体験した。同店を利用するという名古屋市内の主婦は「子どもたちは接客を体験してみたいと、前日からあいさつの練習をしていた。将来、本当にしてみたい仕事を見つけてもらえれば」と話していた。就業体験は、16日も同様の内容で開く。
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