中経連と名古屋大 地元企業と留学生の交流会 日本ガイシなど8社参加
中部経済連合会と名古屋大学は5日、名古屋市千種区の同大学で留学生と地元企業の交流会を開催した。留学生は8カ国27人が参加。企業は日本ガイシや豊田通商システムズなど8社が集まり、互いに交流を深めた。
交流会の冒頭、中経連の野村一樹国際部部長は「本音ベースで語り合う機会にしてほしい」と呼びかけた。
交流会では、模擬的に材料や道具を購入し、製品をつくるゲームを実施した。留学生にビジネスの仕組みを理解してもらうとともに、企業と留学生の対話を引き出した。
中国出身で、教育発達科学を専門とする柳晨雨さん(22)は参加理由として「製造業やコンサルティング分野などで日本の企業に就職したい。交流会を通じて、日本の企業の雰囲気を知りたい」と話した。
ねじの加工などを手掛ける名友産商(本社小牧市)の南竜市社長は「すでに社内で7カ国の外国人材が活躍してくれている。コミュニケーションの機会にして、今後の採用拡大につなげたい」と話した。
記事をもっと読むには・・・