豊田市など、ラリージャパンの開催概要決まる
豊田市などが主催するラリー競技の最高峰、FIA世界ラリー選手権(WRC)の日本大会「フォーラムエイト・ラリージャパン2025」の開催概要が決まった。今年は11月6~9日に愛知、岐阜県で開催され、競技コースは計11カ所20本。豊田市内に二つの新コースが加わる。物産展や世界のグルメなど子どもから大人まで楽しめるエンタメコンテンツも充実させ、ラリー文化の醸成とラリーを生かしたまちづくりを目指す。
日本大会は25年シーズン全14戦の13戦目。愛知・岐阜での開催は4年連続となる。鞍ヶ池公園(豊田市)のテスト走行を皮切りに、最終ステージとなる三河湖PS(パワーステージ、同)まで豊田、岡崎、新城、恵那、中津川市と愛知県設楽町の6市町11カ所20コースの積算タイムで順位を競う。最終日には豊田スタジアムで表彰式を行う。新コースとして、初めて豊田市の中心市街地を全開走行する「豊田市スーパースペシャルステージ(SSS)」と秋に咲く四季桜が有名な小原地区の「小原スペシャルステージ(SS)」が加わった。
観戦チケットは先行抽選販売がすでに始まったほか、特別エリアで観戦や体験ツアー、飲食などのサービスが受けられる「ホスピタリティ・プログラム」もある。ふるさと納税の返礼品として観戦チケットを入手することもできる。
大会の拠点となる豊田スタジアムでは、ラリー競技を楽しく学べる体験型イベント「ラリー大学」を初開催。えりすぐりの地元グルメや世界のソウルフードを楽しめるイベントなど、ラリーファンでなくても楽しめるコンテンツを充実させ、ラリー人気のすそ野拡大につなげる考えだ。(三河)
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