「100事業所」訪問を達成 名商の嶋尾会頭、就任時の目標
フィレンツェの小島社長との懇談では、小島社長から「洋菓子の値段を上げたことで顧客の購入の頻度が減っている。今後の勝ち残りのため、洋菓子にストーリーを示すことが必要になる」と持ちかけられたのに対し、嶋尾会頭は「名古屋市では高級ホテルが続々と誕生する。高級ホテルへの売り込みに挑戦してみてはいかがでしょう。採用されれば、洋菓子に新たなストーリーをつけられる」と助言していた。
懇談後、嶋尾会頭は「100事業所を訪問して、堅調に事業を行っている事業所は、唯一無二のサービスや商品を持っているケースが多いと感じた」と振り返った。その一方で「各社共通の悩みは人手不足だ。外国人材の活躍を進めたり、後継者を育成することが重要。しっかりと支援する」と強調した。
100事業所訪問の達成に合わせ、10月2日には名古屋商工会議所2階ホールで訪問した100事業所を招き「感謝のつどい」を開く。座談会で人手不足などについて話し合い、事業所同士の連携を創出する場にもする。
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