世界最大級観光イベント 9月に愛知で開催 来場10万人へ、中部の魅力を発信
世界最大級の観光イベント「ツーリズムEXPO(エキスポ)ジャパン2025愛知・中部北陸」が、9月25日に常滑市の愛知県国際展示場(アイチスカイエキスポ)で開幕する。28日まで。開催に先立って、主催する日本観光振興協会などが16日、名古屋市内で概要を説明する会見を開いた。国内外の観光地など1100小間以上が出展する。期間中は10万人の来場を見込む。
イベント会場では中部9県の共同ブースを設けて、中部地方の観光地の魅力を発信する。加えてイベントを通じて中部国際空港の国際化の促進、北陸の震災復興支援などを目指す。
主催団体を支援する中部経済連合会の勝野哲会長(中部電力会長)は「中部9県の自然や歴史、ものづくりなどを広く紹介したい。伝統工芸やご当地グルメもそろえ、中部の魅力を五感で感じてもらいたい」と力を込めた。
また、愛知県観光協会の安藤隆司会長(名古屋鉄道会長)は「愛知県の醸造や名古屋めし、西尾の抹茶などを幅広くアピールしたい。県内の周遊促進につなげたい」と強調した。
ツーリズムエキスポジャパンは、2014年に始まった。観光業界の展示商談会、一般旅行客向けのPRを融合した内容で、国内外の観光需要の喚起を狙っている。
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