まちづくりで意見交換 中経連と名古屋市が懇談会
中部経済連合会と名古屋市は8日、名古屋市内のホテルで懇談会を開催した。魅力あるまちづくりや人材育成などについて活発な意見交換を行った。中経連側は勝野哲会長のほか、柘植康英副会長、村瀬幸雄副会長、安藤隆司副会長、大島卓副会長、林欣吾副会長、小川恭範副会長らが出席。名古屋市からは広沢一郎市長らが出席した。
中経連の勝野会長は冒頭のあいさつで「愛知県、名古屋市では今秋の『ツーリズムEXPOジャパン』を皮切りに、来秋のアジア競技大会・アジアパラ競技大会や、27年のアジア開発銀行の年次総会など、国際的なイベントが連続して開催される。中部圏全体の魅力をアピールする機会にしたい」と強調。その上で「名古屋市や中部圏を取り巻く課題に対して意見交換し、名古屋市と連携を一層強めたい」と力を込めた。
名古屋市の広沢市長は「東京圏への若年層の流出が課題だ。危機感を持って名古屋市のまちづくりを進める。特に若い世代、子育て世代に住みたいと思われる活動に取り組みたい。名古屋市が選ばれるまちであり続けるため、中経連の皆さまの知恵や経験をお借りすることが不可欠」と一層の協力関係強化を呼び掛けた。
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