せと・しごと塾開講 13人が創業目指す 瀬戸市
【尾東】瀬戸市は3日、同市蔵所町の瀬戸蔵で、「せと・しごと塾」第17期の開講式を行った。5カ月間で創業に必要な知識や実務を学び、事業計画の作成、検証などを行う。
せと・しごと塾は、地域のニーズや課題をビジネスの手法によって解決する「地域ビジネス」での創業を目指す人を対象に、2008年度にスタート。市と瀬戸信用金庫、瀬戸商工会議所が運営し、地域一体で塾生の創業を支援している。ことし5月末までに293人が卒塾し190人が開業している。
今回は男性5人、女性8人の計13人が入塾した。教育や学習支援業、医療福祉などで開業を目指す人、現在働いている会社からの独立を考えている人などが集まった。
開講式で、瀬戸市の川本雅之市長は「皆さんが取り組む地域ビジネスが、市の魅力あるまちづくりの力になってくれることを期待している」とあいさつした。塾長を務める起業経営研究所の小坂英雄氏は「自立、貢献、挑戦の三つをキーワードにしていただきたい。地域の課題解決に主体的に取り組み、どんなことに役立つのかを考え、面倒だと思うことも正面から向き合ってほしい」と激励した。
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