ＴＹＫ、インドに新工場　鉄鋼用耐火物を生産　12月稼働へ、販売網も拡充

　耐火物メーカーのＴＹＫ（本部多治見市）は、インドで鉄鋼用耐火物の生産を開始する。インド東部のオディシャ州の敷地約２万平方メートルに新工場を建設し、12月にも操業開始する。総投資額は約５億円。年９２０トンの生産量を見込む。インドで販売する鉄鋼用耐火物は、日本から輸出してきたが、インドでの現地生産に一部を切り替え、採算面を改善。鉄鋼需要が高まるインドで、商品群を増やして販売網の拡充も図る。ＴＹＫがインドで生産するのは初めて。

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