三交不動産 「四日市三交ビル」 8月7日に開業
三重交通グループの三交不動産(本社津市、中村充孝社長)は26日、四日市市浜田町で開発を進めていた賃貸オフィスビル「四日市三交ビル」を8月7日に開業すると発表した。
新ビルは、近鉄四日市駅から徒歩3分の中央通りに面する。同駅周辺では、大型のバスターミナル整備が予定されるなど再開発が進められており、中心市街地のにぎわい創出に貢献しそうだ。
オフィス棟と立体駐車場棟で構成。オフィス棟は、地上14階建てで延べ床面積約1万3659平方メートル。1~2階が商業フロア、3階以上がオフィスフロア。民間事業者が開発する賃貸オフィスビルでは三重県下最大となる。3月に完成した。総事業費は約80億円。
高効率な照明・空調設備などを採用。優れた省エネ技術を取り入れた建築物を対象とする「ZEB Ready(一次エネルギー消費量50%以上削減)」の認証を取得したほか、建築物の健康性能を第三者機関が評価する「CASBEE(キャスビー)スマートウェルネスオフィス」認証で、三重県初の最高位「Sランク」を取得した。
入居者専用のラウンジや貸し会議室を整備した。ラウンジの一部には、四日市の地場産業の「萬古焼」製の照明のほか、鳥羽市の海岸で回収された海洋プラスチックごみを再利用した家具などを採用している。
(四日市)
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