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愛知県経営者協会 3ヵ年の中期計画公表 労働力不足が共通課題 解決へ支援活動を強化

活動方針などを説明した愛知経協の有馬会長(名古屋市内で)
活動方針などを説明した愛知経協の有馬会長(名古屋市内で)

 愛知県経営者協会(愛知経協)は19日、2027年度までの3カ年の中期活動計画を発表した。多くの企業が直面する共通課題である労働力不足の解消に向け、掲げる重点活動のなかでも、主に三つの分野に注力。中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)、人工知能(AI)導入支援を中心とした①労働生産性の向上、産業の担い手の一員である②外国人材の受け入れ・活躍・定着の体制の構築③(製造業を中心に)理工系分野で活躍する女性の数を増やす施策、などに取り組む。労働力不足の課題解決に向け、支援活動を強化する方針だ。

 新会長に就任した有馬浩二氏(デンソー会長)らが同日、報道陣と懇談会を開き、中期活動計画や、愛知経協の活動方針などについて語った。

 有馬氏は「サプライチェーン(供給網)とバリューチェーンが複雑に絡む産業構造を緻密に俯瞰(ふかん)し、個社では解決できない難しい課題を抽出し、絞り込んで力を合わせて課題解決に取り組む必要がある」と強調。

 労働力不足が大きな経営課題とした上で「多種多様な企業が現地、現物、現実に(職位など関係なく)向き合って、現場で起きている面倒なことは、みんなの力を合わせて、汗を流して課題を一つ一つひもとくことが重要ではないかと思う。ボトルネックを明確化して確実に(課題を)解決していく方向をしっかりと腰を据えて取り組みたい」と述べ、会員企業が抱える経営課題の解決に向け、力を注ぐ姿勢を示した。

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2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
Japan Mobility Show Nagoya2025

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
主催:中部経済新聞社、TOKAI RADIO、中日新聞社、中日スポーツ、東海テレビ放送

JAPAN MOBILITY SHOW 2025に出品された国内外の四輪・二輪車メーカーのコンセプトカーや最新市販車に加えて次世代モビリティに関する展示のほか、各種試乗会などの体験型催事など各種イベントの開催を予定します。

2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
あいちITSワールド2025

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
9:00~18:00(最終日は17:00まで)
主催:愛知県ITS推進協議会、中部経済新聞社

「市民参加」や「ITS体験」を特色とした「ITS世界会議愛知・名古屋2004」の理念を継承し、愛知県がITSの先進県としてさらに発展していくことを目指して2005年にスタートしたイベント。

2025年11月22日(土)
第11回 全国高校生コマ大戦
Japan Mobility Show Nagoya場所

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
主催:中部経済新聞社、全日本製造業コマ大戦協会

2025年、11月に開催する「Japan Mobility Show Nagoya 2025」会場において「第11回全国高校生コマ大戦」を開催します。今回の大会では、東海地区の高校生を中心に全国から100チーム(予定)参加を募って実施いたします。