トップアスリートの就職支援 中部経済同友会などが説明会
公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)は16日、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルでトップアスリートの就職支援制度「アスナビ」の説明会を開いた。中部経済同友会(以下同友会)と愛知県の共催。同友会の会員企業20社が参加した。同友会は2012年から同制度に賛同。会員企業に向けて説明会を継続開催している。
冒頭、大村秀章愛知県知事が「トップアスリートにとって安心して競技活動に専念できる環境は国際大会の活躍に直結する。企業にとっても社内に新たな活力生まれるなど大きな効果が期待される。ぜひ前向きに採用を考えていただきたい」とあいさつした。
今回、スキーやアーチェリー、競泳、トライアスロンのトップアスリート5人がプレゼンテーションを行い、採用を検討する企業の担当者にアピールした。
また、元体操日本代表の寺本明日香氏が、アスリートを雇用するメリットなどを解説したほか、昨年トップアスリートを採用した河合電器製作所(本社名古屋市)の担当者が事例紹介した。説明会後には、就職希望アスリートと参加企業の交流会が開かれた。
アスナビは、10年にスタートしたJOCの就職支援制度。生活環境を安定させながら、競技活動を続行したいと考える現役トップアスリートと、それに理解を示す企業のマッチングに取り組んでいる。
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