25年3月期、初の最終黒字 サブスクのKINTO
トヨタ自動車系で車のサブスクリプションサービスを手掛けるKINTO(キント、本社名古屋市)は、2025年3月期単体決算で純利益が7億9500万円(前期は5億8900万円の赤字)だった。2019年に設立して以来、初めて黒字になった。サブスクの契約数を着実に積み上げることができた。16日付の官報で明らかにした。
単体の売上高は、前期比41%増の587億700万円と過去最高を更新した。サブスク契約数の増加に加えて、契約が満了して返ってきた車両の中古車市場への販売が寄与した。営業利益は7億3500万円、経常利益は8億300万円といずれも黒字を確保した。
キントは19年に設立し、車のサブスクの普及に努めている。24年12月末には累計の申込件数が約13万7千件に上った。
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