バロー多治見店 備蓄米を先行販売 開店30分で終了
バローホールディングスグループでスーパーマーケットチェーンのバロー(本部多治見市、森克幸社長)は7日、多治見市の多治見店で政府の随意契約に応じて仕入れた「備蓄米」の先行販売を行った。開店後約30分で販売を終了した。
同社が仕入れた備蓄米は450トン。準備が整い、7日から多治見店、各務原中央店(各務原市)、光音寺店(名古屋市)、中小田井店(同)の4店で先行販売した。税込み価格は5キログラム2160円。各店とも550袋を用意し、整理券を配布して販売した。
多治見店では、購入を希望する多くの来店客が早朝から入り口前に並んだ。晴天で気温も高くなったため、午前9時半の開店時間を前倒して午前9時に開店した。
同店では入り口に備蓄米販売コーナーを特設し、整理券と引き換えに備蓄米を1家族1袋限定で販売。整理券を手にした来店客は笑顔で備蓄米を受け取って入店した。開店から約30分で用意した550袋の販売を終了した。
竹之内栄生(えいき)取締役食品部部長は「精米、運送など関係者の協力のおかげで地域の皆さんに備蓄米を届けることができた。今後はホームセンター、ドラッグストアを含めたグループ各店で備蓄米を順次販売していく予定」と話した。(東濃)
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