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内閣府 中部圏を「グローバル拠点都市」に 中経連など、起業人材2・7倍の12万人へ

 内閣府は4日、愛知、名古屋などの中部圏を「第2期スタートアップ・エコシステム グローバル拠点都市(広域都市圏型)」に認定した。対象都市は、スタートアップの海外展開などに関して、国の積極的な支援を受けることができる。中部圏では、広域の産学官金の連携を深め、起業を志す人材やイノベーション人材について、2029年度末までに24年度末比で約2・7倍となる12万人の輩出を目指す。

 選定されたのは、「セントラルジャパン スタートアップ エコシステムコンソーシアム」。中部経済連合会、名古屋大学、愛知県、名古屋市などで構成するスタートアップの支援組織だ。愛知、名古屋と浜松地域は20年に国から「グローバル拠点都市」に選定された。今回は、同コンソーシアムに岐阜、三重、静岡県が新たに参画。中部4県の産学官金が広く連携し、域内のアセットを最大限活用する。

 選定を受け、構成組織のトップがコメントを寄せた。中経連の水野明久会長(中部電力相談役)は「岐阜県、三重県、静岡県が仲間に加わったことは、中部圏全体に『イノベーションのうねり』を起こす上で弾みをつける『新たな一歩』であると考えている」とした上で「国内外から多様なスタートアップが集まるネットワークハブとなることを目指す」と述べた。

 東海国立大学機構の松尾清一機構長は「さらなるイノベーション人材の教育・育成、ディープテックを活(い)かしたスタートアップの創出を強力に進めていく」と意気込んだ。愛知県の大村秀章知事は「世界に類例のない国際的なイノベーション創出の拠点形成を目指す」とコメントした。

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2025年10月10日(金)
しんきんビジネスマッチング「ビジネスフェア2025」

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)第3展示館
主催:ビジネスフェア2025実行委員会

東海地区34信用金庫の取引先が、ポートメッセなごやに自慢の商品、技術、情報、知恵を持ち寄って、展示・PRします。

2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
Japan Mobility Show Nagoya2025

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
主催:中部経済新聞社、TOKAI RADIO、中日新聞社、中日スポーツ、東海テレビ放送

JAPAN MOBILITY SHOW 2025に出品された国内外の四輪・二輪車メーカーのコンセプトカーや最新市販車に加えて次世代モビリティに関する展示のほか、各種試乗会などの体験型催事など各種イベントの開催を予定します。

2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
あいちITSワールド2025

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
9:00~18:00(最終日は17:00まで)
主催:愛知県ITS推進協議会、中部経済新聞社

「市民参加」や「ITS体験」を特色とした「ITS世界会議愛知・名古屋2004」の理念を継承し、愛知県がITSの先進県としてさらに発展していくことを目指して2005年にスタートしたイベント。

2025年11月22日(土)
第11回 全国高校生コマ大戦
Japan Mobility Show Nagoya場所

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
主催:中部経済新聞社、全日本製造業コマ大戦協会

2025年、11月に開催する「Japan Mobility Show Nagoya 2025」会場において「第11回全国高校生コマ大戦」を開催します。今回の大会では、東海地区の高校生を中心に全国から100チーム(予定)参加を募って実施いたします。