農業用ドローンを発売 キリックスリース
キリックスリース(本社名古屋市、山口茂樹会長兼社長)は3日、ヘリコプター型の農業用ドローン「田助人(たすけっと)」を発売したと発表した。産業用ドローンを手がけるプロドローン(本社名古屋市)が機体を開発し、キリックスリースが独占販売権を取得して扱う。高い利便性が特長で、国内の農業の生産性向上に貢献する。キリックスリースがドローンを販売するのは初めて。
同時にキリックスグループはプロドローンの第三者割当増資を引き受け、出資した。出資額は非公表。
田助人は、排気量32㏄のガソリンエンジンを搭載。ガソリン1リットルで連続して45分飛行できる。燃料補給なしで約5万平方メートルの農地に対応できる。現在の一般的な農業用ドローンのように電動で飛行する場合に比べ、充電の手間や充電器の導入コストなどの課題を解消できる。
機体重量は約7・5キログラム。プロペラを折り畳めば、乗用車や軽貨物車で運ぶことができる。
4~6日に幕張メッセ(千葉県)で開催される展示会「ジャパンドローン2025」に出展する。
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