岐阜市 柳ケ瀬広場のデザインプランを公表 中央広場や地下広場、日常的な憩いの空間に
岐阜市は28日、柳ケ瀬の旧長崎屋跡地を活用した「柳ケ瀬広場」のデザインプランについて公表した。広場の中心部には人工芝とタイルで仕上げた「中央広場」を設けるほか、防災倉庫やトイレなどを備えた地下広場を整備する。秋ごろまでの着工を予定し、26年度の完成を目指す。
建物の解体工事は、市が23日に工事完了を確認した。地上広場の面積は、道路部分を含めて約2300平方メートル。広場の中心部には、ステージも備えた約300平方メートルの中央広場を設けるほか、キッチンカー出店やマルシェなども開催できるオープンスペース、水辺や休憩場所のある「潤いの空間」を配置する。
建物の地下空間も活用し、地下広場も整備する。面積約400平方メートル、高さ約2・7メートルの地下空間には防災・イベント用倉庫、有人の事務室、エレベーター、トイレや授乳室なども設ける。
旧長崎屋岐阜店の建物は2002年2月の閉店後、約20年にわたり未利用状態が続き、柳ケ瀬地区の積年の課題となっていた。柴橋正直市長は「防災機能を強化しながら、市民の皆さんが日常的に訪れる憩いの空間としたい」と話した。
(岐阜)
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