コーミ、豊橋市に新工場 42億円投資、ソース生産 「犬山」から生産移管
調味料メーカー、コーミ(本社名古屋市、川澄亮太社長)は27日、42億円を投じて豊橋市三弥町にソースの新工場を開設すると発表した。老朽化する犬山工場(犬山市)から設備・機能を全面移管し、2026年9月に操業を開始する予定。
豊橋市三弥町新大口1番に新工場「コーミ三弥工場」を建てる。敷地面積は1万665平方メートル、建物は2階建てで延べ床面積7849平方メートル。7月に着工、26年6月完成予定。
犬山工場で生産している「デラックスこいくちソース」、焼きそばソースを中心としたウスターソース類を手掛ける。生産能力は日当たり30トン。
犬山工場は1968年からソース製造の一翼を担ってきたが、老朽化が進んでいたため、工場誘致に熱心だった豊橋市に移転を決めた。犬山工場は26年5月に閉鎖し、売却する。
同社は豊橋市にトマトケチャップを生産する豊橋工場を持つ。今回の新工場を機に地域交流に一段と力を入れる方針。新工場では工場見学を受け入れたり、料理教室を開催する計画だ。
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