女性の起業支援へ新拠点 ネイルサロン経営者・水野さんが瑞穂市に開設
瑞穂市で女性の起業支援拠点ができるのは初めて。ユイットミズホは、自家製こうじカフェ「日々のごはん となり」と貸しサロンスペースで構成される。サロンは1室約5畳で洗面所付き。自宅サロンからのステップアップや、子育て中の女性の挑戦を後押しする場として設計されており、業種を問わず月契約制で入居できる。すでに2部屋が埋まっている。
入居者の一人、古橋寿美さんは妊婦・出産後の女性を対象とした整体サロンを運営する。自身も出産後に心身の不調で悩んだ経験から「同じように困っている女性を支えたい」と起業を決意。これまでは大垣市の自宅で施術を行っていたが、より多くの人に届けたいと考え、ユイットミズホへの入居を選んだ。「カフェも併設され、駐車場も広い。自宅よりも来やすい場所になるはず」と期待を寄せる。
水野さんは、ネイルサロンを10年以上運営した後、起業を目指す女性向けのスクールを開始。多くの挑戦を見守る中で、「初期費用を抑えて挑戦できる場を提供したい」との思いを強めた。
入居者にはインスタグラムなど交流サイト(SNS)を活用した情報発信や集客支援も行っている。「挑戦する女性を後押しし、事業成功を目指す同志として、瑞穂市を一緒に盛り上げていきたい」(水野さん)と力を込める。
ユイットミズホは、5月中はプレオープンとして時短営業中で、6月にグランドオープンを予定している。
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