三菱UFJ銀行顧問の小笠原剛さん マイウェイ新書出版 「至誠天に通ず」をメッセージに
三菱UFJ銀行顧問の小笠原剛さんが、自身の半生をつづった著書「至誠天に通ず」(中経マイウェイ新書)を出版した。愛知県で過ごした子ども時代や東海銀行(現三菱UFJ銀行)入行からの出来事を振り返るとともに、副頭取中部駐在となった2012年以降に取り組んだ御園座の再建や名古屋ロータリークラブの活動、多方面で活躍する人々との交流関係に至るまで軽妙な筆致で描いている。
小笠原さんは今回の著書で伝えたかったこととして「金融機関というのは、顧客の立場で考えて行動すれば、答えが自ずと出るということ。もう一つは、地域のために、どう貢献できるかに尽きる」と語る。
「どれほど困難な場面でも、顧客と地域のためにあきらめず解決策を探って一生懸命に努力すれば、良い結果になる」との信念から、「至誠(しせい)天に通ず」という座右の銘をタイトルに選んだという。
本書は24年1月から50回にわたって本紙最終面に掲載した「マイウェイ」を加筆修正した。税別千円。新書判で216ページ。名古屋市内の大手書店などで取り扱っている。
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