春日井市に菓子の新工場 名糖産業、77億円投資
名糖産業(本社名古屋市)は13日、菓子製造子会社のエースベーカリー(本社小牧市)が春日井市に新工場を建設すると発表した。猛暑を背景に販売好調のゼリー類の増産体制を敷くのがねらいで、エースベーカリーの三ツ渕工場(小牧市)にある本社・生産機能を新工場に移す。土地代を含め総投資額は77億円の見込み。
「凍らせて食べるシャーベット」などゼリー類の販売拡大に対応して新工場を建て、生産能力を1・5倍に引き上げる。三ツ渕工場は老朽化が進んでおり、機能を新工場に全面移管し、閉鎖する。
新工場は春日井市田楽町に開設。鉄骨造り2階建てで延べ床面積は7800平方メートル。10月に着工、稼働は2027年1月以降の予定。
三矢益夫社長は「夏場の猛暑が長期化し、ゼリーの需要期間が長くなっている。今後も販売が期待できるため、新工場を建て増産体制を採ることにした」と説明し、「東南アジアへの輸出もねらう。早期に実施したい」と意欲を示した。
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