中経連、東三河の農業や特産品の魅力を発信 名古屋でイベント開く
中部経済連合会は12日、名古屋市中区のナゴヤイノベーターズガレージで、「世界に羽ばたく産品」「東三河の農と食」をキーワードに、東三河が誇る農業や特産品に焦点を当てた魅力発信イベントを開いた。国内のツーリズム業界、百貨店、商社の関係者のほか、米国やカナダ、韓国の在名古屋領事館など7カ国の海外機関関係者を含む約100人が参加した。
イベントの冒頭、中経連の神野吾郎副会長(サーラコーポレーション社長兼グループ代表・CEO)があいさつ。「東三河地域は、世界でも有数の競争力のある工場があり、1次産品(農産物、水産物、畜産物)も日本有数の生産高がある。食と農についてポテンシャルを持っている」と説明した上で「(イベントを通じて)新しい出会いや気付きが生まれ、東三河の未来へ、私たちにも元気をいただけることを祈念する」と語った。
基調講演では、サーラホテル&レストランズ専務取締役で総料理長の今里武氏が登壇。次世代を担うフードクリエーターの発掘や育成などを行う「東三河フードバレー構想」などを説明した。今里氏は「東三河フードバレー構想を機に、世界にいいものを発信していく機会を広げていけたら」と意気込んだ。
イベントでは、パネルディスカッションや交流会を開催。産品の試食などを通じ、生産者や事業者らで交流を深めた。
記事をもっと読むには・・・