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都市再開発特集

PlanB ベトナム進出検討 介護施設を開設へ

「母国へ帰っても働ける場所を作る」と話す浜中社長
「母国へ帰っても働ける場所を作る」と話す浜中社長
 三重県北勢地域で介護施設の運営などを手掛けるPlanB(プランビー、本社四日市市日永西2の9の11)の浜中俊哉社長は中部経済新聞社の取材に応じ、介護施設の運営でベトナムへの進出を検討していることを明らかにした。同国でも高齢化社会の進展とともに、介護サービスの需要拡大が見込まれる。現地法人を設立した上で、3年後をめどに富裕層向けの高齢者住宅を開設する方針。同社で働いているベトナム人の介護職人材を採用する。日本式の質の高い介護サービスの提供を目指す。(四日市・桝田宏行)

 年内にも現地に出張所を開設し、介護市場の調査や情報収集に乗り出す。現地法人の設立は、2026年以降を予定。介護施設の開設は南部のホーチミン市内を想定している。
 同社は特定技能の外国人材の受け入れを推進しており、現在は3人のベトナム人が働いている。特定技能の「介護」は日本の在留期間が最長5年と定められている。ベトナム進出を検討する背景には、在留期間終了後に母国へ帰国した人材の雇用の受け皿としての役目を果たす狙いがある。
 浜中社長は「優秀な人材を確保しつつ、その人材が母国へ帰っても働ける場所を作りたい」と話している。加えて、日本式の介護サービスを提供することで現地の介護福祉の質向上にも貢献したい考えだ。
 プランビーは14年創業。訪問看護や訪問介護、居宅介護支援のほか、介護サービスと医療を同時に提供する医療特化型の介護施設、障害者グループホームなどを運営している。桑名市と四日市市に計10拠点を構える。25年10月期の売上高は約10億7千万円の見通し。従業員は約160人(パート含む)。

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2025年10月10日(金)
しんきんビジネスマッチング「ビジネスフェア2025」

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)第3展示館
主催:ビジネスフェア2025実行委員会

東海地区34信用金庫の取引先が、ポートメッセなごやに自慢の商品、技術、情報、知恵を持ち寄って、展示・PRします。

2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
Japan Mobility Show Nagoya2025

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
主催:中部経済新聞社、TOKAI RADIO、中日新聞社、中日スポーツ、東海テレビ放送

JAPAN MOBILITY SHOW 2025に出品された国内外の四輪・二輪車メーカーのコンセプトカーや最新市販車に加えて次世代モビリティに関する展示のほか、各種試乗会などの体験型催事など各種イベントの開催を予定します。

2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
あいちITSワールド2025

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
9:00~18:00(最終日は17:00まで)
主催:愛知県ITS推進協議会、中部経済新聞社

「市民参加」や「ITS体験」を特色とした「ITS世界会議愛知・名古屋2004」の理念を継承し、愛知県がITSの先進県としてさらに発展していくことを目指して2005年にスタートしたイベント。

2025年11月22日(土)
第11回 全国高校生コマ大戦
Japan Mobility Show Nagoya場所

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
主催:中部経済新聞社、全日本製造業コマ大戦協会

2025年、11月に開催する「Japan Mobility Show Nagoya 2025」会場において「第11回全国高校生コマ大戦」を開催します。今回の大会では、東海地区の高校生を中心に全国から100チーム(予定)参加を募って実施いたします。