PlanB ベトナム進出検討 介護施設を開設へ
年内にも現地に出張所を開設し、介護市場の調査や情報収集に乗り出す。現地法人の設立は、2026年以降を予定。介護施設の開設は南部のホーチミン市内を想定している。
同社は特定技能の外国人材の受け入れを推進しており、現在は3人のベトナム人が働いている。特定技能の「介護」は日本の在留期間が最長5年と定められている。ベトナム進出を検討する背景には、在留期間終了後に母国へ帰国した人材の雇用の受け皿としての役目を果たす狙いがある。
浜中社長は「優秀な人材を確保しつつ、その人材が母国へ帰っても働ける場所を作りたい」と話している。加えて、日本式の介護サービスを提供することで現地の介護福祉の質向上にも貢献したい考えだ。
プランビーは14年創業。訪問看護や訪問介護、居宅介護支援のほか、介護サービスと医療を同時に提供する医療特化型の介護施設、障害者グループホームなどを運営している。桑名市と四日市市に計10拠点を構える。25年10月期の売上高は約10億7千万円の見通し。従業員は約160人(パート含む)。
記事をもっと読むには・・・