豊川会議所、独自銘柄「叶」を限定発売 稲荷と縁深い純米吟醸酒
豊川商工会議所(小野喜明会頭)は5月4日、毎年春と秋に限定販売する純米吟醸酒「叶(かなう)」を発売する。今回は第28弾で過去は毎回完売している。720ミリリットル(4合)で販売価格は税込み1980円。限定800本。豊川市内の酒屋などで販売する。
豊川市で収穫した特別栽培米「稲荷の里」を使用。醸造は関谷醸造(本社愛知県設楽町)が担った。豊川稲荷の許可を得て「宝珠」と呼ばれる豊川稲荷の紋をラベルなどに印字している。
同会議所で開催した発売を知らせる記者会見で、14年前の初の商品化から事業に携わっている有志団体「豊川の食と文化を育てる会」の中杉和雄代表幹事は「今年は女性に好まれるようなしっとりした味わいに仕上がった。魚でも肉でも、食中酒として楽しんでほしい」と話した。(三遠)
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