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中部経済同友会、25年度計画 日本経済再浮上へ議論深める

記者会見する筆頭代表幹事の加藤氏(右)と新たに代表幹事に就任した村上氏(名古屋市で)
記者会見する筆頭代表幹事の加藤氏(右)と新たに代表幹事に就任した村上氏(名古屋市で)

 中部経済同友会は23日、2025年度の事業計画を発表した。テーマは「日本経済の再浮上に向けて~中部から切り拓く未来~」。付加価値型の経営モデルや、多くの人が夢、希望を抱き、活躍できる風土の重要性を浸透させ、日本経済の再浮上につなげられるよう、会員同士で議論を深める。

 新たに筆頭代表幹事を務めるノリタケ会長の加藤博氏が同日、名古屋市内で会見した。

 加藤氏は、テーマに設定した日本経済の再浮上について「『成長と分配の好循環』『物価と賃金の好循環』により、『失われた30年』からの脱却が現実化してきており、まさに山が動き出したという状況にある」と指摘。トランプ米大統領による関税政策の影響などが懸念されるが、「動き出した山を止めることなく、今こそ日本経済再浮上のチャンスととらえ、この流れを加速させる取り組みに傾注すべき時だろう」と話し、日本経済再浮上のための課題解決策について、会員同士で活発に議論を進めていく考えを示した。

 具体的には、イノベーションの創出など新たな価値の創出や、人への投資について話し合いなどを行う。8月には70周年の記念行事も予定している。

 同日開催した定時総会で、代表幹事に就任した豊田通商会長の村上晃彦氏は「会員全員、より多くの人が同友会の活動に積極的に参加いただき、変革への提言や実行、活動が起こっていく、そんな活発な同友会活動になるよう、加藤筆頭代表幹事をしっかりサポートすることに専念したい」と抱負を述べた。

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2025年10月10日(金)
しんきんビジネスマッチング「ビジネスフェア2025」

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)第3展示館
主催:ビジネスフェア2025実行委員会

東海地区34信用金庫の取引先が、ポートメッセなごやに自慢の商品、技術、情報、知恵を持ち寄って、展示・PRします。

2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
Japan Mobility Show Nagoya2025

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
主催:中部経済新聞社、TOKAI RADIO、中日新聞社、中日スポーツ、東海テレビ放送

JAPAN MOBILITY SHOW 2025に出品された国内外の四輪・二輪車メーカーのコンセプトカーや最新市販車に加えて次世代モビリティに関する展示のほか、各種試乗会などの体験型催事など各種イベントの開催を予定します。

2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
あいちITSワールド2025

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
9:00~18:00(最終日は17:00まで)
主催:愛知県ITS推進協議会、中部経済新聞社

「市民参加」や「ITS体験」を特色とした「ITS世界会議愛知・名古屋2004」の理念を継承し、愛知県がITSの先進県としてさらに発展していくことを目指して2005年にスタートしたイベント。

2025年11月22日(土)
第11回 全国高校生コマ大戦
Japan Mobility Show Nagoya場所

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
主催:中部経済新聞社、全日本製造業コマ大戦協会

2025年、11月に開催する「Japan Mobility Show Nagoya 2025」会場において「第11回全国高校生コマ大戦」を開催します。今回の大会では、東海地区の高校生を中心に全国から100チーム(予定)参加を募って実施いたします。