プロレスラーとしてデビュー 大野精工の大野社長、来月3日に
精密部品加工を手掛ける大野精工(本社西尾市)の大野龍太郎社長(35)が5月3日、名古屋市内のプロレス興行でプロレスラーとしてデビューする。子どもの頃に抱いた夢を実現する。
大野社長は幼少期から空手を始め、現在は母校の豊川高校で空手部の外部コーチを務めている。大学卒業後に後継者として同社に入社。製造業をはじめ、農業や飲食、福祉と事業を拡大し、現在は5社を経営している。
趣味でプロレス観戦を続けていたが、子どもの頃からの夢に挑むことを決意。会社を経営しながら、名古屋市のプロレス団体「スポルティーバエンターテイメント」の練習生としてトレーニングを積んできた。
デビュー戦は5月3日、名古屋市千種区の今池ガスホールで開かれる「愛プロレス博2025~誕生~」。対戦相手は、プロレスリング・チームでらの高井憲吾氏。
大野社長は、子どもの頃からプロレスが好きで、リングに立つ姿を夢見ていた。しかし、さまざまな理由をつけて、自らの夢を諦めていたという。「日頃から社員に夢を持てと伝えているが、自分が本気で夢に挑戦していないことに気付いた。諦めなければ夢はかなうことを社員をはじめ、多くの方に見せられるプロレスラーを目指したい」と話している。
(刈谷)
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