人手不足対策支援に重点 尾張5会議所が正副会頭会議
【尾張】尾張5市(稲沢、一宮、津島、江南、犬山)の商工会議所は21日、稲沢市の尾張大國霊神社(国府宮)で「尾張五市商工会議所正副会頭会議」を開いた。各会議所の会頭、副会頭ら約30人が出席。それぞれ重点事業などを報告した。
冒頭、稲沢商工会議所の久納昇辰名誉会頭が「5会議所が団結し、地域の発展のために活動していただきたい」と激励。同会議所の池戸賢治会頭は「3月19日開催の日本商工会議所通常会員総会で、当所は商工会議所表彰、組織強化表彰を受けた」と報告した。
重点事業について同会議所は、人手不足対策支援の充実や、稼ぐ力の向上に向けた支援、相談体制のスキルアップと経営力再構築伴走型支援の充実、既存収益事業の見直しを進める。また、一宮会議所との共催で大学就職支援担当者と企業採用担当者との情報交換会を開催することなどを発表した。
一宮会議所は、5市に瀬戸、小牧の2会議所を加えた7会議所で「尾張共創コンソーシアム」を組織し、ステーションAiパートナー拠点組織の形成と認定を目指すことなどを報告した。
犬山会議所の高橋秀治会頭は4月からの会費値上げについて「予想より脱会が少ない。インフレもあり理解が得られたと思う」と話した。
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