名商の嶋尾会頭が視察 アジア競技大会のメインスタジアム
2026年のアジア・アジアパラ競技大会のメイン会場となる「瑞穂LOOP(名古屋市瑞穂公園陸上競技場)」(名古屋市瑞穂区)の建設現場を15日、名古屋商工会議所の嶋尾正会頭らが視察した。名商の正副会頭ら関係者約30人が、プロジェクトの進捗(しんちょく)を確認した。
同プロジェクトは陸上競技場の建て替えに加え、瑞穂公園全体を整備する。名古屋市が実施するPFI(民間資金活用による社会資本整備)事業「名古屋市瑞穂公園陸上競技場整備等事業」で行われ、事業主体は特別目的会社(SPC)の瑞穂LOOP―PFI(本社名古屋市)。
陸上競技場の規模は、鉄筋コンクリート・鉄骨造り6階建てで、延べ床面積は約6万1500平方メートル。客席は約3万席。26年3月の完成を予定している。
当日は嶋尾会頭と藤森利雄副会頭、加留部淳副会頭のほか、名古屋グランパスエイト(本社名古屋市)の清水克洋専務や瑞穂LOOP―PFIの中津淳社長らも参加した。
参加者は約1時間かけて現場を視察。その後、開かれた懇談では、運営方針の確認や課題に対する意見交換が行われた。
嶋尾会頭は「メインスタジアムの完成が、さらなる盛り上がりにつながることを願う」とあいさつした。
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