19、20日せと陶祖まつり 窯元廉売市など多彩に
【尾東】陶祖・加藤四郎左衛門景正(藤四郎)の遺徳をしのぶ「第64回せと陶祖まつり」が19、20の両日、名鉄尾張瀬戸駅周辺を中心とする瀬戸市内各所で開催される。市や瀬戸商工会議所などで組織する「大せともの祭協賛会」が主催。
メインイベントのせともの廉売市「せと窯元廉売市」(パルティせと駅前広場)と「せともの楽市」(中央通商店街など)には25社が出店。日常食器から雑貨商品、若手作家のこだわりの作品などを、市価の3~5割引きで販売する。「瀬戸の若手作家市2025」(青の広場)には、瀬戸にゆかりのある若手作家21組が出店し、陶磁器やガラス作品の展示販売を行う。
瀬戸市美術館では「第5回瀬戸・藤四郎トリエンナーレ―瀬戸の原土を活かして―」を開催する。作者自ら採集した原土から粘土を精製し、それを使用した作品で競う公募展で、焼き物の原点に立ち返る機会として、3年に1度開催している。今回は入賞、入選作品を展示する。
またことしは、「愛・地球博20祭」の関連イベントとして、瀬戸蔵4階で、20年前の愛知万博を振り返る「巡回パネル展」や愛・地球博20祭について紹介する。
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