全国唯一のブロック経済紙 愛知・岐阜・三重・静岡の経済情報

中部経済新聞 購読者向け中経企業年鑑データサービス申し込み・ご利用はこちら

中経オンライン入会初月無料

リユース店の買取王国 ヴィンテージ衣料で新業態 来月、名古屋・大須に出店 

「買取王国」の店舗(名古屋市港区で)
「買取王国」の店舗(名古屋市港区で)
 リユース店の買取王国(本社名古屋市)は5月2日、新業態のヴィンテージ衣料専門店「KOV」を名古屋・大須に開業する。大須への出店は初めてで、古着店が集積する大須の集客力を当て込む。主に1960年代以前の「リーバイス」「チャンピオン」「リー」など米国の衣料を買い取り販売する。将来的に大須で、少なくとも3店舗体制にしたい考え。

 店名のKOVは「カイトリオウコクヴィンテージ」の頭文字を取った。出店予定地は名古屋市中区大須3の15の16にあるビルの1階で、赤門通沿い。売り場面積は約60平方メートル。既存の総合リユース店「買取王国」は1万点以上の商品を取り扱うのに対し、KOVの品ぞろえは男性衣料を中心に千点ほどとなる。
 KOVの衣料は米国で買い付けるほか、買取王国での買い取り品を販売する。選りすぐりの商品に加え、知識や経験の豊富な人材を投入して接客力を高めることで、販売価格は買取王国に比べて「商品によるが、平均1・5倍ほど上がる」(嶋本匡能社長)見込みだ。スタッフは常時2人を配置する。
 出店の狙いは、既存の買取王国の顧客満足度向上にある。KOVで単価の高い商品を販売することにより、買取王国での買い取り単価を引き上げることにつながる。また米国で買い付けた衣料を買取王国にも並べ、品ぞろえを充実させる。
 今後は買い回りなどを考慮して近距離に出店し、大須で店舗網を広げたい考え。嶋本社長は「これまで買取王国に持ち込まれた商品の中で、良質なヴィンテージも一部あったが、販売する場所がなかった。KOVで販売できるようになる」と話している。
 同社は2月末時点で買取王国や「工具買取王国」「良品買館」「マイシュウサガール」など直営69店舗を展開している。

全文723文字

記事をもっと読むには・・・

【購読のご案内】中経を読んでいる会社は強い
【購読のご案内】中経を読んでいる会社は強い

2025年4月5日の主要記事

ご意見・ニュース提供
新聞広告出稿
土曜日紙面サンプル閲覧
電子版中経オンライン
アラジンオフィス
名糖産業株式会社

会社概要メニュー

出版物のご紹介 一覧へ

中経企業年鑑登録

イベント情報一覧へ

2025年10月10日(金)
しんきんビジネスマッチング「ビジネスフェア2025」

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)第3展示館
主催:ビジネスフェア2025実行委員会

東海地区34信用金庫の取引先が、ポートメッセなごやに自慢の商品、技術、情報、知恵を持ち寄って、展示・PRします。

2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
Japan Mobility Show Nagoya2025

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
主催:中部経済新聞社、TOKAI RADIO、中日新聞社、中日スポーツ、東海テレビ放送

JAPAN MOBILITY SHOW 2025に出品された国内外の四輪・二輪車メーカーのコンセプトカーや最新市販車に加えて次世代モビリティに関する展示のほか、各種試乗会などの体験型催事など各種イベントの開催を予定します。

2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
あいちITSワールド2025

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
9:00~18:00(最終日は17:00まで)
主催:愛知県ITS推進協議会、中部経済新聞社

「市民参加」や「ITS体験」を特色とした「ITS世界会議愛知・名古屋2004」の理念を継承し、愛知県がITSの先進県としてさらに発展していくことを目指して2005年にスタートしたイベント。

2025年11月22日(土)
第11回 全国高校生コマ大戦
Japan Mobility Show Nagoya場所

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
主催:中部経済新聞社、全日本製造業コマ大戦協会

2025年、11月に開催する「Japan Mobility Show Nagoya 2025」会場において「第11回全国高校生コマ大戦」を開催します。今回の大会では、東海地区の高校生を中心に全国から100チーム(予定)参加を募って実施いたします。