東海環状自動車道 産業活性化に期待 いなべ―大安IC間が開通
【四日市】東海環状自動車道のいなべインターチェンジ(IC、いなべ市)―大安IC(いなべ市)間の6・5キロが29日、開通した。これにより開通延長は全体の約8割に相当する127・8キロとなった。企業立地による地域経済の活性化や観光客の増加などが期待される。
同日、いなべ市大安町で開催した開通式典には、いなべ市など周辺自治体の首長らを来賓に迎え、約160人が出席。一見勝之三重県知事は「自動車や半導体産業、観光産業の活性化を大いに期待したい」とあいさつした。
東海環状自動車道は愛知、岐阜、三重の東海3県の各都市を環状に連結し、東名・新東名高速道路や名神・新名神高速道路などと広域的なネットワークを形成する延長約153キロの高規格道路。4月6日には、岐阜県の山県IC―本巣IC間(11・9キロ)が開通する。また、今夏には本巣IC―大野神戸IC間の開通を予定している。
記事をもっと読むには・・・