なごや堀川クルーズに新船舶 就航セレモニー開く
名古屋城下の運河・堀川を遊覧船で巡る「なごや堀川クルーズ」の運航が22日、始まった。土日祝日を中心に、6月1日まで運航する。これまで名古屋城前(朝日橋)乗船場から五条橋乗船場までの約1キロ区間は1隻で運航してきたが、新たに1隻迎え入れ計2隻で運航する。
今回、島根県の松江市観光振興公社が、松江城のお堀で運航していた船舶を無償貸与。船の上に昇降する屋根が付いており、10人ほどが乗船可能だ。所要時間は約8分。運賃は大人500円。
新船舶就航を記念したセレモニーが21日、名古屋市中区の名古屋城西之丸エリアで開催。松江市観光振興公社の高木博専務理事、円頓寺商店街振興組合の田尾大介理事長、名古屋市住宅都市局の阿部将志まちづくり企画部長らが出席した。
阿部部長は「松江市観光振興公社のご厚意により、船を貸与いただけることになった。松江市と名古屋市のつながりを通じて、観光の活性化を期待している。多くの観光客に利用いただきたい」とあいさつ。
高木専務理事は「なごや堀川クルーズの発展に協力できることをうれしく思う。観光客の皆さまに愛される船になることを願う」と語った。
セレモニー後は特別運航を実施。名古屋城前(朝日橋)乗船場から五条橋乗船場まで運航した。船上では、松江市から来訪した船頭が舟歌を披露するなどして盛り上げた。
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