メキシコと経済連携を 春日井会議所青年部が市に要望
【尾東】春日井商工会議所青年部は19日、春日井市に政策提言書を提出した。
同青年部は2018年から、市を魅力的なまちに発展させ経済の好循環を目指すことを目的に政策提言活動を行っている。8回目の今回は、サボテンをきっかけにしたメキシコの都市との経済連携を求めた。伊藤大介会長が、石黒直樹市長に提言書を手渡した。
春日井市では20年ほど前からサボテンを切り口にしたまちおこしを行っている。伊藤会長は「若い世代には、自然に『春日井=サボテン』という認知が進んでいる。ここでもう一歩踏み込むことで、より面白くなる」と話した。また、政策提言担当委員会の伊藤貴治委員長は「サボテンは、世界の食料危機を救う素材として注目が高まっている。市内の事業者だけでなく、『産官学民』による新しい可能性の模索が必要」とし、メキシコとの連携による観光やビジネスへの経済効果や人材育成、地域活性化への影響を説明した。
石黒市長は「提言をまとめていただきありがたく思う。メキシコの自治体と交流を持っている日本の自治体は11ある。これらがどんな交流をしているかを調べていただければ」と述べた。
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