能登地震の復旧事例集公表 中部経産局、製造業16社紹介
中部経済産業局は、昨年1月に発生した能登半島地震で被災した製造業16社の、復旧に向けたプロセスなどをまとめた事例集と、レジリエンス向上へ取り組むべき手法をまとめたガイドブックを公表した。災害時に被害を最小限に抑え、事業を継続し、速やかに復旧するための準備や行動を中部の企業に促す狙い。
事例集、ガイドブックは、同局ホームページから閲覧できる。事例集では、企業の被災状況や、初動、復旧までのプロセスを発生した問題とともに紹介している。
アイシン子会社のアイシン軽金属(本社富山県)は、過去のグループ内で経験した地震経験をグループ全体で共有し、従業員への訓練を実施していたことが、早期復旧につながった。
また、住友電装子会社のSWS西日本(本社松阪市)は、石川県にある2工場が被災。日ごろの訓練や準備の重要性を強調。一方でグループからの人員の応援については、過剰にならないように、人数や役割を事前に調整することが大切だったとしている。
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