岐阜県安八町と立地協定 UI JAPAN、東海最大級の倉庫建設
【西濃】産業用不動産開発のUI JAPAN(本社東京都、滝沢洋社長)は18日、岐阜県安八町と「企業立地に関する協定書」を締結した。2027年3月末をめどに、同町の旧三洋電機・岐阜事業所跡地で複数の企業が利用するマルチテナント型倉庫を建設する。投資額は非公表。
取得した土地面積は約16万平方メートルで、太陽光発電施設「ソーラーアーク」を除いた北側の跡地。倉庫は地上4階建て、延べ床面積は約22万平方メートル。5月に着工予定で、完成すれば東海エリアで最大級の大型倉庫となる。
建設予定地の近くには、18年に開通した名神高速道路・安八スマートインターチェンジがあり、関西方面のアクセスに優れる。東海、関西エリアの産業機械、電機メーカーなどの輸送需要を見込む。
同日、安八町役場で締結式を開き、滝沢社長、岡田立(とどむ)安八町長らが出席した。滝沢社長は「雇用創出などを通じて、地域の発展に貢献できるように頑張りたい」と話した。
UI JAPANは08年設立。日本、中国などで物流不動産の開発を手掛ける。国内では累計3千億円以上を投資している。
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