大垣市でSDGsフェス 地元高校と企業が成果発表
【西濃】大垣市環境市民フェスティバル実行委員会は15日、大垣市のソフトピアジャパンセンターで「環境SDGs(持続可能な開発目標)おおがき未来創造フェスティバル2025」を開催した。西濃地域の高校生が地元企業と連携して、大垣の未来を考える「未来創造事業」の成果発表会などを実施した。
未来創造事業は2021年度から展開しており、今回で4回目。大垣商業高校は、印刷業のサンメッセ(本社大垣市)と連携。排紙の活用方法をはじめ、新規事業として子どもの運動不足に注目した屋外体験型イベントなどアイデアを披露した。特別枠として大垣北高校生物部が登壇し、「岐阜のオオサンショウウオを守る取り組み」を紹介した。
ファシリテーターを務めたサンメッセ子会社Sinc(シンク、本社大垣市)の田中信康社長は「学生にはアイデアがあり、企業はそれを欲している。これからもアイデアを発表できる土台を提供したい」と話した。
同日、大垣市のグリーン電力証書交付式を開いた。グリーン電力証書は、市内の各家庭に設置された太陽光発電施設で発電した電力のうち、自家消費された分を環境価値として買い取り、市内の事業者に証書化して販売する取り組み。
本年度はエヌビーシー、太平洋工業、艶金、フタムラ化学大垣工場、三菱ケミカル中日本事業所大垣工場、ユニテツクキャリアサポートの6事業所が購入。合計12万1千キロワット時分が交付された。
記事をもっと読むには・・・