名鉄 名大と産学連携協定 交通システムやまちづくりで
名古屋鉄道は4日、名古屋大学と産学連携に関する協定を締結すると発表した。持続可能な地域公共交通システムの構築を目指すほか、地域課題の解決などを通じたまちづくりや地域活性化に取り組む。11日に協定締結式を行う。
産業、文化、人材などのさまざまな交流・共創を実現しながら、名古屋・中部圏の発展と地域価値の向上に取り組むことで、世界から選ばれる「住んで幸せな」「訪れて価値のある」名古屋・中部圏の実現を目指す。
具体的には、中部圏各地域の交通課題の解決に向け、名大が持つ先進地域モビリティシステムの研究開発の実績などを活用。名鉄が推進するエリア版MaaS(次世代移動サービス)の「CentX(セントエックス)」と連動したサービスを実装することで、公共交通を中心とする次世代モビリティネットワークの構築を目指す。
このほか、地域住民の健康づくりの推進や、交通、観光、開発の三位一体となったまちづくりに取り組む。さらに、産学連携による人材交流なども行う予定だ。
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