最新IT技術を発信 ソフトピアジャパンで企業展
【西濃】中部圏の一大IT拠点であるソフトピアジャパン(大垣市)の入居企業などで組織するSJ情場クラブは13日、ソフトピアジャパンセンタービルで企業展示会「ソフトピアメッセ2025」を開催した。26社が出展し、14日までの2日間で約600人の来場を見込む。
画像検査・計測などの技術支援を手掛ける浅原技研(本社大垣市)は、産業用ロボット向けの3Dセンサーを展示した。普通のカメラとプロジェクターカメラを組み合わせて、立体的に対象を把握する。ブース担当者は「3Dセンサーの導入は難易度が高い。当社の強みを生かしたい」と話した。
展示会に合わせて、スポーツの力をテーマとした講演会「地域活性化セミナーinソフトピアジャパン」(主催OKB総研)も開かれた。講師には、2015年にフェンシング世界選手権で個人1位に輝いた太田雄貴氏を招いた。
元日本フェンシング協会会長として、全日本選手権大会の盛り上げに注力した取り組みについて講演した。新規層の獲得へ、大会会場を劇場に変更したほか、モニターを用いた試合解説など改革に着手。当初は数百人の観客が、わずか3年で数千人規模まで拡大したことなどを紹介した。太田氏は「越境をテーマに海外や他業界などから、さまざまな取り組みを学んでほしい」と総括した。
講演後は、柔軟性のある剣と導電性のジャケットを使用した「スマートフェンシング」の体験会を実施。参加者はスーツ姿のままフェンシングを楽しんだ。
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