桑名で鋳物生産技術競技会 三重県知事賞に三輪鋳造
【四日市】鋳物生産技術競技会開催委員会は5日、桑名市中央町の桑名市役所で「第69回鋳物生産技術競技会」(三重県鋳物工業協同組合、桑名市、桑名商工会議所との共催)の表彰式を開いた。最優秀の「県知事賞」に輝いた三輪鋳造(いなべ市)を含む計7社が表彰を受けた。
競技会は鋳物産地の桑名において、鋳物の造型・鋳込み技術の向上や技術伝承を図ろうと、1956年から実施している。今年は県内12社と、関東の鋳物産地である埼玉県川口市の鋳物メーカー1社も参加した。
参加企業のうち9社がサイコロ型の鋳物の製造に挑戦。県工業研究所の職員らが審査員となり、作品の寸法の正確さや表面欠陥などを確認。技術力の優劣を付けた。
知事賞以外の受賞企業は次の通り。
県議会議長賞=瀬木鋳造所(桑名市)
▽桑名市長賞=桑原鋳工(同)
▽桑名市議会議長賞=伊藤鉉鋳工所(同)▽桑名商工会議所会頭賞=城田鋳工(同)
同時開催の市民の投票形式で選ばれるコンテスト「いもコン」の受賞企業は以下の通り。
桑名市長賞(一般製品部門)=辻内鋳物鉄工(いなべ市)
▽県鋳物工業協同組合理事長賞(工業製品部門)=中部コーポレーション(桑名市)
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