たじみビジネスプランコンテスト 新しい地元グルメなど提案 田口さんらにグランプリ
多治見市の活性化に向けた新しいビジネスプランを競う「第7回たじみビジネスプランコンテスト(略称タジコン)」(多治見市主催)の最終審査会が1日、多治見市東町のセラミックパークMINO国際会議場で開かれた。審査の結果、まちなかグランプリ(GP、賞金300万円)は田口絵梨さん、創業グランプリ(同200万円)は田中結子さんが受賞した。
最終審査会は、ファイナリスト9組が制限時間10分の公開プレゼンテーションを行った。まちなか部門3組は中心市街地への出店による活性化プランを、新起業・創業部門6組は市の経済を元気にする創業による活性化プランを競った。
まちなかGPを受賞した田口さんは、オーストラリアのソウルフード・ミートパイをアレンジした新しい地元グルメ「たじみートパイ」を提案。インバウンド(訪日客)にも市民にもアピールして、まちの活性化を図るプランが高く評価された。
創業GPを受賞した田中さんは、英語に秀でた言葉のデザイン会社「えいご屋さん」の開設を提案。国際社会で通用するプロの英語力により、美濃焼メーカー・商社の海外販売を支援する取り組みが評価された。
また、プレゼンの人気投票で決まる「オーディエンス賞」には、人とペットのヘルスケアサロン開設を提案した毛利公香さんが受賞した。
当日は、高校生チームがまちを元気にするプランを競う「タジコンハイスクール」最終審査会も行われ、「あおむしスクールで多治見でホリデイしよう!」を提案したN高等学校TEAMあおむしがグランプリに輝いた。(東濃)
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