中部整備局と意見交換 岐阜県商工会議所連合会
【岐阜】岐阜県商工会議所連合会は20日、中部地方整備局との意見交換会を岐阜市内で開いた。県内15商工会議所と同整備局の幹部が集まり、意見を交わした。
冒頭、岐阜県商工会議所連合会の村瀬幸雄会長が「本県は輸送や移動手段として自動車に依存する地域特性を有するため道路網の整備は重要」と指摘。「東海環状自動車道は間近に迫った岐阜インターの開通に続いて、本巣インターが夏ごろに開通を控える。名神高速道路など関西方面とのアクセスが向上する」と期待を示した。その上で「昨年、養老トンネル工事を視察し工事の進捗(しんちょく)を実感した。早期完成に向けた要望活動の必要性を再認識した」と述べた。
中部地方整備局の佐藤寿延局長は「長い期間をかけたインフラ整備にめどがつきつつあり、次の中部地方のインフラをどう考えるか。しっかり仕込んでいく時期」と表明。一方で「(工業用地など)土地と人(労働力)のリソースが追い付いてない。製造業を中心とした成長エンジンにブレーキがかからないよう、インフラ整備を通じて魅力ある地域づくりに努めたい」と話した。
意見交換会では高山、恵那、各務原の3会議所から、地域課題の解消につながる道路整備の早期実現などの要望も出された。
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