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家庭の廃食油をバイオ燃料に再生 養老支店に回収スポット 大垣西濃信用金庫

回収スポットでは、食用油容器やペットボトルに入った廃食油を無料で受け入れる
回収スポットでは、食用油容器やペットボトルに入った廃食油を無料で受け入れる

 大垣西濃信用金庫は、養老支店(岐阜県養老町)で廃食油を回収してバイオディーゼル燃料に再生する取り組みを始めた。支店内に回収スポットを設置して、無料で使用済み食用油を回収する。

 バイオディーゼル燃料は原料となる植物が光合成を行い、二酸化炭素(CO2)を吸収して酸素をつくる。燃料燃焼時のCO2排出量が光合成の吸収量とプラスマイナスゼロとなる「カーボンオフセット(炭素相殺)」として注目される。

 廃食油を回収する「わくわく油田プロジェクト」は一般社団法人リーゼル協会が展開。海津市では同金庫の今尾支店をはじめ、回収スポットが9カ所設置されている。今年3月の廃食油回収量は約1800リットル、CO2削減量は約5900キロだった。

 廃食油の回収は廃棄物収集業の辺省(なべしょう、本社岐阜県養老町)が担い、日本環境管理センター(本社海津市)が燃料への再生を手掛ける。バイオディーゼル燃料は辺省のごみ収集車や重機などに使用される。

 日本環境管理センターの牧野好晃代表取締役は「日本の廃食油は質が良く、海外に輸出される事例が増えている。輸出される前に、地元でもリサイクルできる環境を整備できれば」と話した。(西濃)

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2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
Japan Mobility Show Nagoya2025

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
主催:中部経済新聞社、TOKAI RADIO、中日新聞社、中日スポーツ、東海テレビ放送

JAPAN MOBILITY SHOW 2025に出品された国内外の四輪・二輪車メーカーのコンセプトカーや最新市販車に加えて次世代モビリティに関する展示のほか、各種試乗会などの体験型催事など各種イベントの開催を予定します。

2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
あいちITSワールド2025

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
9:00~18:00(最終日は17:00まで)
主催:愛知県ITS推進協議会、中部経済新聞社

「市民参加」や「ITS体験」を特色とした「ITS世界会議愛知・名古屋2004」の理念を継承し、愛知県がITSの先進県としてさらに発展していくことを目指して2005年にスタートしたイベント。

2025年11月22日(土)
第11回 全国高校生コマ大戦
Japan Mobility Show Nagoya場所

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
主催:中部経済新聞社、全日本製造業コマ大戦協会

2025年、11月に開催する「Japan Mobility Show Nagoya 2025」会場において「第11回全国高校生コマ大戦」を開催します。今回の大会では、東海地区の高校生を中心に全国から100チーム(予定)参加を募って実施いたします。