スタートアップイベント開催 ステーションエーアイとみずほ銀
愛知県のスタートアップ支援拠点「ステーションAi」の建設と運営を手掛けるSTATION Ai(=ステーションエーアイ、本社名古屋市)とみずほ銀行は7日、名古屋市西区の「なごのキャンパス」で、スタートアップ支援のイベント「新たな時代とイノベーションの架け橋となる1日」を開いた。両者が連携してイベントを開催するのは初。みずほ銀の取引先やスタートアップなどから250人以上が参加した。
冒頭、みずほ銀の石川卓常務執行役員が「スタートアップを盛り上げようと今回のイベントを企画した。変化の時代には、従来のビジネスモデルの変革が重要だ。当地を代表する企業や金融機関とスタートアップが出会う機会になれば」とあいさつした。
また、ステーションエーアイの佐橋宏隆社長兼CEO(最高経営責任者)は「ステーションAiの事業者としてソフトバンクが採択され、子会社として当社を設立した。10月には予定通り施設は完成できるが、単なる集積場所ではなく、地域のものづくり産業と結び付け、他にはない支援施設にしたい」と語った。
当日は、同社の尾崎裕樹経営企画部長が、ステーションAi開設に先立ち組織されたプレステーションAiに関し「メンバーは現在357社。愛知県内のスタートアップを中心に、県外からも集積している」などと説明。工事の進捗(しんちょく)なども説明した。
このほか、起業家や支援者によるスタートアップエコシステム発展のポイント解説や、スタートアップらによる意見交換の場も設けた。
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