佐藤さんらにグランプリ たじみビジネスプランコンテスト
【東濃】多治見市の活性化に向けた新しいビジネスプランを競う「第6回たじみビジネスプランコンテスト」(多治見市主催)の最終審査会が27日、同市のセラミックパークMINO国際会議場で開かれた。審査の結果、まちなかグランプリ(GP、賞金300万円)は佐藤優子さん、創業グランプリ(同200万円)は野村健太さんと幸枝さんのチームが受賞した。
最終審査会は、ファイナリスト7組が10分間の公開プレゼンテーションを行った。まちなか部門4組は中心市街地への出店による活性化プランを、新起業・創業部門3組は創業による活性化プランを競った。
まちなかGPの佐藤さんは、多治見市出身で金沢市在住。ウェブサイトや交流サイト(SNS)で発信しているグルテンフリーの米粉の菓子工房「創房優」を、市内の商店街にリアル出店するプランが評価された。
創業GPの野村さんは、市内の美濃焼産地の高田・小名田で生産する酒造会社向け徳利(とっくり)に着目。伝統技術を守るために、ギフト向けにオーダーメードの徳利を受注生産する新プランが評価された。
そのほか、今回新設の人気投票による「オーディエンス賞」は、市内でスタジオ&カフェ「たじみ健康ラボ」を開設する女性3人のチームが受賞した。
また、高校生チームがまちを元気にするプランを競う「タジコンハイスクール」最終審査会も行われ、外来生物ザリガニの駆除と食材への活用を提案した明星高校(大阪府)がグランプリを受賞した。
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