3年連続輸出増 名古屋税関 23年の四日市港
【四日市】名古屋税関四日市税関支署は、四日市港の2023年貿易概況(速報)を発表した。輸出額は前年比2・1%増の1兆760億円だった。3年連続の増加で、1兆円超えは2年連続。半導体不足の解消で自動車生産が回復し、自動車輸出が好調に推移した。
輸出額の内訳は、自動車が47・5%増の1210億円、電気回路等の機器が17・0%増の961億円、建設用・鉱山用機械が49・2%増の284億円だった。
一方、輸入額は8・3%減の2兆3073億円で、3年ぶりに減少した。原油が5・9%減の1兆3千億円、液化天然ガスは13・6%減の3782億円となった。
なお、23年12月の貿易概況(速報)は、輸出額が前年同月比45・5%増の1109億円、輸入額が5・8%増の2353億円だった。
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