三重県知事賞にカネソウ 桑名で鋳物生産技術競技会
【四日市】三重県鋳物工業協同組合や桑名市、桑名商工会議所などで構成する「鋳物生産技術競技会開催委員会」は25日、桑名市の県工業研究所金属研究室で「第68回鋳物生産技術競技会」の審査会を開いた。最も優れた製造技術を披露した県知事賞として、カネソウ(三重県朝日町)を選んだ。
競技会は鋳物の生産技術向上や技術伝承を目的とし、1956年から実施している。今年は県北勢地域の5社に加え、鋳物生産が盛んな埼玉県川口市に本社を構える不二工業がオープン参加した。
参加企業は円形状の鋳造部品「フランジ」を出品。評価装置による測定と、4人の審査員による目視で優劣を付けた。外観の良しあしや表面欠陥の有無、歩留まりなど7項目を減点方式で審査した。
知事賞以外の受賞企業は次の通り。
県議会議長賞=桑原鋳工(桑名市)▽桑名市長賞=三輪鋳造(いなべ市)▽桑名市議会議長賞=城田鋳工(桑名市)▽桑名商工会議所会頭賞=中部コーポレーション(同)
また、同時開催の市民の投票形式で選ばれる「鋳物コンテスト」の受賞企業は以下の通り。
桑名市長賞(一般製品部門)=辻内鋳物鉄工(いなべ市)の「ダイヤミル」▽県鋳物工業協同組合理事長賞(工業製品部門)=平野鋳工(桑名市)の「七里の渡マンホール」
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